咽後膿瘍

咽後膿瘍

小さなお子さんをお持ちの方に気を付けていただきたい喉の病気が咽後膿瘍です。
咽後膿瘍になると咽後付近にあるリンパ節が炎症を起こし、
飲み込み障害や食欲の減退といった現象が見られます。
頸椎や咽頭収縮筋の周辺に膿瘍が出来てしまい、リンパ節を通して側頭部まで広がることもあります。
咽後膿瘍は、喉の奥を傷つけてしまったことによっても起きうる病気です。
肺炎などの合併症も心配な病気なので、早めの受診が必須といえます。
一回の呼吸のスパンが長くなり、咽頭に炎症を起こすという症状もよく見られるため、大人である皆さんが観察してあげましょう。
こうした症状が見られたら、すぐに耳鼻咽喉科へ連れていくのが賢明です。
耳鼻咽喉科では、以下のような手順で検査と治療を進めていきます。
観察の方法としては、最初に喉の粘膜や扁桃腺の状態を視認します。
腫れや潰瘍などができているように見えたら、次は触診です。
お子さんの喉の奥に手を入れて、膿が出ているかをチェックします。
扁桃腺などの組織のサンプルを取り、細菌の種類や膿の状態をさらに詳しく調べます。
ここまで来て咽後膿瘍だと判断出来たら、CTやMRIで画像検査を行います。
血液検査でアレルギーに関する反応の有無を調べたら治療に移ります。
治療の方法としては抗生物質を投与するというのが一般的です。

初期段階であればお薬だけで充分快方に向かう可能性があるのでご安心ください。
症状が進行している場合には、手術をして膿瘍を取り出すこともあります。
早めに耳鼻咽喉科を訪れた方が良いのはいうまでもありません。
お子さんの状態に気をかけながら、咽後膿瘍に素早い対応を見せましょう。

 

 


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